ラピスラズリについて

ラピスラズリのはじまり

10代のころから肌が乾燥しやすかったわたしは、顔全体のカサつきやヒリつきだけでなくほほ周りの赤みやかゆみ、口周りの皮むけに悩み数えきれないほどたくさんの化粧品を使ってきました。

しかし、どれだけ丁寧に化粧品を塗り重ねてもその症状は一向に治まる気配がなく、仕事や家事、育児に追われ、好きだったはずのスキンケアを負担にすら感じている自分がいました。

そんな中「どうして改善しないんだろう？」と疑問に思い、 探究心から自宅のキッチンで化粧品を作り始めてみたことがラピスラズリを立ち上げるきっかけとなりました。

原料をひととおり揃えて、化粧水、乳液、クリームと作り進めるうちに「この原料、化粧水でも乳液でも使うんだな」と感じ

それぞれの美容成分はどれも似かよっており、 大きな差は油分と水分の比率にあると気が付きました。

そして、それぞれの原料や美容成分に大きな差がないなら、もしかして中身のせいというよりも 触りすぎによって乾燥や炎症が起きているのでは？と、ひとつの仮説を立てました。

そこで、それぞれをひとつずつ塗り重ねるのではなく、作った全てを手の平で合わせ、一度で塗ってみたところ続けていくうちにだんだんと肌が荒れにくくなり、目に見えて綺麗になっていったのです。

「わたしの肌はスキンケアのしすぎで荒れているのかもしれない」

という気付きが、ラピスラズリの摩擦レス思想の始まりでした。

摩擦と乾燥・肌荒れの関係

知っていますか？
肌表面（表皮）の厚みは、わずか0.02mm。

表皮には、外部の刺激から肌を守り内部にある水分の蒸散、つまり乾燥を防ぐ「バリア機能」という働きがあります。

バリア機能を正常に働かせるためには、表皮の状態を正常に保つことがとても重要です。

ですが、この表皮は摩擦にとても弱い構造をしており、少しの摩擦で大きなダメージを受けキメが乱れてしまいます。